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NPO法人として

タイトル
できることからはじめよう!
執筆者
NPO法人丹後の自然を守る会 理事長 蒲田充弘 
地域
京都府北部  
テーマ
暮らし エネルギー  
更新日
2009年12月18日

NPO法人として活動を開始してから、会員も意気揚々と期待をもって活動を始めました。
しかし、その当時「NPO」という組織自体の認知度が低く、各市町村の行政窓口においてもNPOへの対応に戸惑いを示されました。
その中で、行政主導ではなく住民主導の活動に重きを置き、各地域のボランティア団体やNPO団体と連携を広めていきました。

廃油回収の協力者も増え始め、会の活動が活発になるにつれて、行政や周辺自治体にも当会の活動が少しずつ認められ、環境問題等での実践問題として講演活動をする機会にもめぐまれるようになり、これにより、丹後地域での廃食用油回収について、よりいっそうの周知が進みました。

2006年頃には、京都府北部地域の廃食用油回収量は家庭系・業務系を含めて年間約91000リットルになり、こうした取り組みの広がりとともに、さらにBDFを活用し、地域循環型社会の確立と地球温暖化防止活動への貢献を形として住民へ還元することを目的にBDF100%車両使用を丹後地域で取り組み始めました。

具体的な回収量やそれによるCO2削減効果を数値であらわし、BDFの品質安定性・供給性を打ち出し、行政にごみ収集車両への使用を促し、燃料使用を働きかけ、民間会社や協力農家へ農作業用トラクターへの使用を働きかけました。
行政にいたっては、BDFの情報量も少なく、行政での使用実現は簡単ではありませんでした。
ひとつの自治体が使用したとしても、別の自治体ではその事例は役に立たず、BDF使用車を増やすきっかけがなかなかつかめませんでした。

そこで、各自治体で当会と連携して活動しているNPO団体やボランティア団体とともに行政へ出向き、BDFについての説明を繰り返すうちに、その使用を認める自治体が増えていきました。
この成果は、当会だけでなく他のNPOや婦人団体等との協働による地域住民主導であったことが大きいと考えられます。

そして地域で集められた廃食用油がその地域でBDFとして再生使用されることは、地域で活動する団体にとっての励みにもなり、目に見えた活動実績となって、地域で必要とされる活動に変わっていったのであると思います。

ここで私が思うのは、一つの団体で活動をしていくよりも色々な形で他の団体と連携することで、より大きな成果が得られ、その実績が各地域への新たな発信となると考えます。

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