ページの先頭です。本文を読み飛ばして、このサイトのメニューなどを読む

サイト内の現在位置です:

活動を始めたきっかけ

タイトル
できることからはじめよう!
執筆者
NPO法人丹後の自然を守る会 理事長 蒲田充弘 
地域
京都府北部  
テーマ
暮らし エネルギー  
更新日
2009年11月19日

活動を始めたきっかけ

私は京都市内から1999年に故郷である与謝野町岩滝に20年ぶりに戻ってきました。
岩滝地域は、阿蘓海と天橋立を横一文字に見ることができ、また阿蘓海は天橋立によって宮津湾と隔てられているため、淡水と海水の混じった水質で多くの魚介類や鳥類の姿が観測できる美しい地域です。

しかし、阿蘓海は海水の入れ替わりが少ない特殊な地形と与謝野町を流域とする野田川から流入する生活排水や工場排水等のため、当時水質悪化が進行し名産のイワシやアサリなどの漁獲量が低下していました。
その要因の一つが、生活排水として川に流されたり土に埋められたりしていた一般家庭から出る廃食用油(使用済みてんぷら油)でした。そこで、かつての美しい海をとり戻すため、廃食用油を回収するボランティアを始めました。

ボランティア活動から

地元での廃食用油回収活動は「美しい阿蘇海を取り戻す」「廃食用油をバイオディーゼル燃料として再資源化することにより、二酸化炭素削減ができ、地元地域でこれを使用できれば循環型社会が確立できる」という大きなメリットが得られることを信じて、2001年2月に数人の仲間たちとボランティアで「丹後の自然を守る会」を立ち上げ、自費で購入した20リットルポリタンクで回収し始めました。

当時は廃食用油をせっけんにする婦人会の活動もあり、ほとんど油は集まりませんでした。自宅前1箇所にポリタンクを設置し、近所の方に声をかけながら2ヶ月で20リットル程度の回収しかできませんでした。
そこで、多くの住民の方へ廃食用油回収の認知と参加を促す為に、行政に協力を要請し、地域での様々なイベントや説明会の開催などに取り組み始めました。

集めた廃食用油は京都市内の燃料プラント企業に引き取ってもらいバイオディーゼルに燃料化することにも取り組み、イベントでは実際にディーゼル車に100%のバイオディーゼル燃料を使用して、その排ガスの匂いがてんぷら油臭のすることや排気口に白紙をあてて黒くならないことを実際に地域住民の方に確かめてもらいました。

こうした取組みが進む中、次第に廃食用油回収が町内で浸透し、当会の事業に理解・協力する地域住民が増え、丹後全域1市8町(2001年)で「廃食用油回収」についての説明会を開く機会が増えてきました。
しかし、取組みが拡大するにつれ、ボランティア活動として廃食用油回収を継続するには、活動範囲と費用面に限界があることを実感し、また団体として確固たる信頼度を築くことが重要であると考え、2003年3月からNPO法人として活動を開始しました。

できることからはじめよう!一覧に戻るエコラムトップに戻る

ページの終端です。ページの先頭に戻る