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まちと里でつながろう会 in cafe millet 開催しました!

まちと里でつながろう会

 2010年11月27日(土)京都市左京区静原にある「CAFÉ MILLET」にて、「里」と「まち」の交流をテーマに、これからの都市農村交流のあり方や活動の方向性、それぞれのニーズなどについて語り合う“まちと里でつながろう会”を開きました。参加者は子どもも入れて14人。お互いの顔がよく見える少人数で、じっくりと語り合うことができました。

高校生×地域!「丹後デザインプロジェクト」の発表

(NPO法人地球デザインスクール市瀬拓哉さん・大江高校 森田晃伎さん、 赤松大地さん)

NPO法人地球デザインスクールでは、高校生と一緒に丹後地域の町おこし「丹後デザインプロジェクト」を行っています。今回はその事例発表として、大江高校生の森田さんと赤松さんが、丹後地域の特産品の商品開発やガイドブックづくり、京都市錦市場に臨時開設したアンテナショップでの商品販売などの活動について、パワーポイントを使って説明してくれました。
商品開発の中には、地元漁協では捨てられている魚(キス)を使った、キスバーガーなど、業者さんの思いや考えと高校生の「丹後を元気にする」思いが合わさって実現したものです。その名も、「ファーストキスバーガー」(鱚バーガー)と「キミとキスバーガー」(黄身と鱚バーガー)。高校生の感性が光っています!
お二人はこのプロジェクトを行ったことで、地元丹後を今まで知らなかったことがわかり、改めて良さを見直すきっかけにもなったそうです。また、地域の反応も上々で、事業者の方もこの事業に協力することで元気になっているとのこと。今後も丹後地域の魅力発信と課題解決を続けられるとのことでした。


夕日が差し込む中での高校生からの発表

柚志の棚田再生プロジェクトについての活動発表

(同志社大学大学院総合政策科学研究科 2年 堀江亮平さん)

耕作放棄地の多い丹後町の柚志の棚田を活性化しようと、大学院のゼミから活動を始めた堀江さん。もともと、丹後地域出身の堀江さんは、このプロジェクトに参加して、改めてこの地域の自然のすばらしさなどを実感したそうです。
プロジェクトは、耕作放棄地での、手植え、カマでの稲刈りのほか、地元の方が準備をしてくださってのもちつきなどの交流体験の実施などが主な活動です。「交流」+「体験」=「学び」(生きがいや地域の魅力再発見)という図式で説明をしてくださいましたが、この活動で実際に再生した棚田は3%。=「保全」にはまだまだ届かないとのことです。それでも、地元の人の気持ちの変化など、それ以上のものが得られたと報告されていました。また、各地区の区長さんにお願いをして地元小学生と一緒に通信を発行し、回覧板にて地域にまわしており、こちらも地元の方の意識を前向きにしているとのこと、今後もこの地域の活性化のために意欲を持たれていました。

溝口さんとこんにゃくづくりワークショップ

(宮津市松尾在住農家 溝口喜順さん・美穂さん)

地元宮津市松尾を離れて10数年。地元で農業をするのが自分には向いていると、3年前にUターンされた溝口さん。コメを中心に作られている専業農家で、冬はこんにゃくづくりをされています。
「地域を活性化したい」、「こんな松尾地区にしたい」と思っていたところに、「笹」刈りとの出会いがあり、祇園祭り用のちまき笹を取り扱う乾燥農家のある花脊や京都市内の和菓子屋さんに出荷を始められたそうです。
「笹の出荷は収入につながるだけでなく、地元の笹が京都の祇園祭りの支えになるという誇りもあります。京都の祇園祭りなら、やはり京都の笹を使って欲しい。この笹刈りが丹後地域全体に広がればと、地元のNPOを通じて呼びかけをしています」と溝口さん。
しかし、理想とはうらはらに、なかなかうまくすすまないのが現実とのこと。「自分が行動をして、良い結果を出すことが一番の説得力になると信じて、がんばっている。今後もコメづくりを中心に、笹の出荷、こんにゃくづくりと精力的に行って、地元を活性化させるきっかけのひとつにしたい」と話されていました。
奥様の美穂さんとは、今年結婚されたばかり。世屋地域では何十年ぶりの花嫁だそう。美穂さんは、自然の中での田舎ぐらしを存分に楽しんでおられました。

少しお話いただいた後、溝口さんに講師になっていただき、参加者全員でこんにゃくづくりに参加しました。

中央が溝口さんご夫妻、こんにゃく芋を前に。参加者は灰汁のにおいに興味津々

(こんにゃくづくり)

1. まず、こんにゃく芋の皮をむいて切ります。洗うとヌメヌメするので、そのまま皮をむくのがよいそう。結構堅くて、切るのも大変!こんにゃく栽培には世屋地域のような一日の寒暖差があるところが向いており、動物の食害が少ないのでつくりやすいとのことです。


手がかゆくなるので、ビニール手袋をして作業。溝口さんは手袋なしでも大丈夫だそう

2. 次に水と一緒にミキサーの中に入れて撹拌します。

 3. どろどろになったものを、鍋に移して火にかけ、ひたすらこねます

4. いい頃合いになったら、火からおろして灰汁を入れて、さらにこねる、こねる・・・。灰汁を入れると固まってきて、かなりの力作業です。 

5. 木の容器に入れて整形。

6. 沸騰したお湯に、一切れずつ切っていれます。

 

 食事会と交流会

こんにゃくづくりの後は、溝口さんが作ったお野菜を中心に世屋地域の食材を使ったお料理を、カフェミレットの樹里さんがつくってくれました。おいしいお料理に舌鼓を打ちつつ、ひとまず、一人ずつ自己紹介。それぞれの活動について、都市農村交流に抱く夢や、他地域の成功事例、雪深い地域ならではのエピソードなど、夜遅くまで話に花が咲き、終了時間を2時間以上も過ぎて、解散。お互いにたくさんのパワーをもらって帰路につきました。

 
宮津市の飯尾醸造さんのお酢、世屋地域の青菜とテンペのお寿司


溝口さんのこんにゃくのカルパッチョ(中央)と天然酵母の石窯パン(左)。みんなで作ったこんにゃくは、おみやげに

 
夜遅くまで、農山村交流について熱い意見が交わされていました

 3月には、第2弾!町屋での交流を予定しています。また、こちらでも案内しますので、ぜひご参加ください!
 


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